2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【事件激情】借りてきた「絶望」。──《貳》

殺戮ゴスロリカップルと毒殺女子高生 2003年つまり平成15年、11月1日未明、河内長野市の国道沿いの一画にある住宅地──。おーワ士の誕生日ではないか。まったく関係ないが。 午前2時15分──。 119番の通報が入った。 電話があったのは、会社員@46歳の自宅。「…

【事件激情】借りてきた「絶望」。──《壹》

今年に入ってから、石巻の“「のび太、おまえの指紋を包丁につけたからおまえが刺したことにしろよな」は頭悪すぎだろジャイアン”な“男としてダッセー”事件、そして、 豊川の30歳@人生半分引きこもり君の家族めった刺し事件、と派手にメディアを彩る大事件が…

ホントにゆとり教育が諸悪の根元なのか?

しゃて、かのネバダたんとミタちゃんの世代は、小学校でゆとり教育とやらが始まったときに小学4年くらいだったゆとり第三世代になるらしい。(あれ?違った?算数苦手ん)いまや「ゆとり世代」というのは「使わない方がいい」という差別用語にすらなってるよ…

キラーニートの世紀

けっきょく血塗れの話題が続いてしまうんだな。例の愛知県豊川市のキラーニート事件であるが、いろいろと続報が出てきて、当初思ってたのとまた違うところもぽろぽろと。 というかさらに情けない状況だった──。 そっか、小皇帝くんだったんだなキラーニート…

ひとつ屋根の下に殺し屋が

長い長いネバダたんとのランデヴーもようやく終わり、しゃてひとつ明るいことでも…と思いきや、 なんだかまた血腥い。このところグータラ息子が父親とかじいさんに穀潰し呼ばわりされてキレ殺す系の事件が続いてたが、今度のは愛知県豊川市。おいおい…ワ士の…

ネバダたん─“史上最も可愛い殺人者” contents

「あの日」までの、彼女と彼女の365日 Chapter1 2004年6月1日 昼12時40分> 「わたしの血じゃない!」/なぜ“普通の少女”が、あんなことを? Chapter2 二人少女 > 軍港の町はその年、ピリピリしていた/2人の少女は出逢った。不幸にも/問題児ではなかった…

【事件激情】ネバダたん──“史上最も可愛い殺人者”(10終) 佐世保小6同級生殺人事件

Chapter10(終) ─審判の日─ <<contents (9)<< ▽参考文献 ▼取り入れなかった噂・デマ・中傷・事実と確認できない話 ■子どもたちは立ちすくみ…… 事件の1週間前に少女をからかって、カッターナイフを振り上げられた同級生男子がいた。 市教委の報告書に…

【事件激情】ネバダたん“史上最も可愛い殺人者”(9) 佐世保小6同級生殺人事件

Chapter9 大人は惑い、子どもは立ちすくみ── <<contents (8)<< さて、事件から何年も経って改めて資料を漁って、つらつら書きつらね始めた最大の理由は、「どうしても彼女が他人と思えなかった」からだった。 だからあくまで「どこにでもいそうな子同…

【事件激情】ネバダたん─“史上最も可愛い殺人者”(8)佐世保小6同級生殺人事件

Chapter8 未来日記 <<contents (7)<< ■「マア大体ダレがやってるかワわかるケド」 5月30日、日曜日──。 運動会。少し雨になったが決行し、予定を繰り上げて早めに終わった。 この曜日の巡り合わせも絶妙に不幸だった。 連日顔を合わせてれば、多少頭が…

【事件激情】ネバダたん─“史上最も可愛い殺人者”(7)佐世保小6同級生殺人事件

Chapter7 子ども国の戦争 <<contents (6)<< ■バイオレンスが満ち満ちていたネバダは28日、復活した「ぶりっこ」コメントで「殺そうと決めた」。 そしてカッター、アイスピック、首絞め、と3通りの殺し方のどれがいいか検討。 いきなりかよ。早えよ。き…

【事件激情】ネバダたん─“史上最も可愛い殺人者”(6) 佐世保小6同級生殺人事件

Chapter6 スパイラル <<contents (5) ■「お前ら全員惨殺してやるよ!」ゴールデンウィークが明けて──。ネバダは相変わらずクラスで吼えていた。 交換日記の「NEXT」騒動もこの頃、GW明けの5月中旬に起きている。 例のHPにアップしたバトロワ外伝のアンケ…

【事件激情】ネバダたん─“史上最も可愛い殺人者”(5) 佐世保小6同級生殺人事件

Chapter5 バトル・ロワイアル・プログラム <<contents (4)<< *新学期。吼えるネバダ、無気力担任 2004年4月──。新学期。これから6年生。 もちろん1学年1クラスだから顔ぶれに変化はない。同じクラスメイト。同じミタちゃん、同じネバダ。 ただし担任…